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IMG Academyベースボールのメンタルタフネスから学ぶ

この5月の連休にIMG Academyを訪れた。毎年定期的にIMG Academyに訪れ、スポーツ界のトレンドをしっかりと見るためだ。

訪れるたびに新しい発見がある。その発見は、すべてのスポーツを愛する人たちをより高く、楽しく、幸せにするものに思える。

キャンパス内にはパッションとコミットメントがあふれている。

5月といえども真夏の暑さがやって来る。すこし涼を求めてキャンパスセンターにあるBOOK STORE/PRO SHOPに足を運んだ。いつものようにUnder Armorのウエアやギアが並んでいる。コーナーを二回りしていつもの商品棚との違いにきがついた。

なんと。各スポーツに専門のメンタルタフネスをテーマにした本が分厚く並んでいる。

IMG Academyのメンタルタフネスは、1980年代から始まるジム・レ―ヤ―の「Mental Toughness」からスタートしている。

アイ・フォーカス、ブリージングに始まるテクニックとしてのメンタルタフネスはスポーツ界の競技力向上に大きく貢献している。

メンタルタフネスとは、心の強さ・忍耐力・勤勉さといわれ、受けるものにとってはつかみがたい理念であるが、メンタルタフネスはテクニックとして修得できることとされている。

どのトレーニングを見ても興味深かったのは、野球のコーチングであった。

17回の全国大会優勝を誇るIMGアカデミーは、情熱とやる気に満ちた志を同じくする仲間とともに、最先端の設備と施設、比類のないコーチング、指導、サポートを利用することができる。 年齢や技術レベルに応じて複数のチームを編成し、あらゆるタイプの熱心な学生アスリートが潜在能力を最大限に発揮できる機会を提供している。

コーチ達は、テクニック・フィジカル・メンタルそれぞれのトレーニングを一体化している。Complex Trainingだ。バットの構え方一つにしてもこれらの3要素がまとまってコーチングされている。だからトレーニングの質量ともに無駄がない。

野球だけでなくスポーツ全体にメンタルタフネスの習得について次のポイントを紹介します。

1. 集中力の向上

プレーに没頭するためには集中力が必要。

  • リチュアルつまり動作をルーティン化することで意識を研ぎ澄ます。

  • ブリージング/呼吸法を活用し、緊張をコントロールしながらプレーする。ポイントやプレーの合間に呼吸を自然になるようにトレーニングする。興味ある方は「気」について調べてみては。

2. プレッシャーへの耐性/忍耐力

この耐性とは、才能の中でもトレーニングによって得られる資質だ。

アローザルを行うこと:それぞれのメンタルトレーニングでストレス耐性を高めることができる。

  • 「できる!」というイメージを持つ

  • ポジティブな短いセルフトーク 後悔しない、無駄な振り返りをしない。

3. ミスを引きずらない

野球はミスがつきもの。メンタルが強い選手ほど切り替えが早いと言われる。

  • 瞬時にミスの原因や確率を計算できる能力を伸ばすこと。著名な投手は、初球から終了後までの球種やコースを覚えている。

  • 無駄な動作をすばやく知り、“今”に集中する

4. 自信の向上

  • 小さな成功を積み重ねることが自身の積み重ねになる。

  • 成功体験を思い出すだけでなく、ノートに記録しておく。

5.そして、すべてのトレーニングは自分で行うもの。自分で自分を強化する方法を発見することがメンタルタフネスの目標にしよう。この方法の確立には時間を要します。野球で名を残した先輩たちに学ぶ姿勢も自分を強くします。



 
 
 

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