「セルフケアの重要性」①
Discovery Open九州大会の2日間の運動指導を通して、私が特に気になった点は参加した子供たちの肩甲骨周辺の関節可動域の狭さです。中には単に関節可動域が狭いだけではなく、肩甲骨を思うように動かせていない子も多くみられました。
また、肩甲骨がうまく動かせない事で、首・肩の筋肉が緊張してしまったり、無理に腕を上げようとして腰を反らせたり、それぞれ体の動かし方にも個性が感じられました。
ですので、まず子供たちには自分自身の体を知るところから始めて頂き、自分の関節可動域は正常なのか、正しく連動させて体を動かせているのか、またしっかり脱力出来ているのか、現状を把握して欲しいと思います。その為には日頃からのセルフケアが重要になってきます。
セルフケアをする事により、自分の体を常にチェックする事ができ、自分自身でコンディションを整える事が出来るようになっていきます。
そして自分の体の問題点を改善し、より効率よく効果的に体を動かしていく為に、何が必要なのか、考えて頂き、一回りも二回りも成長して行って欲しいと思います。
2024.11.27updated
経 歴
conditioningAlba宮坂 仁士
− 大分県豊後大野市生まれ。学生時代にクラブ活動での野球で足首に怪我を負ったが、柔道整復師の施術を受け予定より1ヶ月早く復帰できた経緯から、自身も柔道整復師に憧れる。
− 2012年に帝京平成大学ヒューマンケア学部身体機能ケア学科を卒業。国家資格である柔道整復師免許を習得し、同年に東京都練馬区の市毛接骨院市毛デイサービスに勤務。
− 2015年に所沢整形外科(埼玉県所沢市)
- 2018年に藤野整形外科(埼玉県川越市)に勤務。接骨院、整形外科での勤務を11年に渡り経験する。
− 2023年8月に地元である大分県に帰郷し、同年12月にconditioningAlbaをオープン。
長年の経験と知識に基づき、東洋医学と西洋医学双方の観点から個々人の身体の悩みを分析し、一人ひとりに合ったオーダーメイド施術を行う。スポーツ整体や姿勢矯正、学生アスリートのコンディショニングなども行っている。